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家庭での焼肉や鶏肉料理による食中毒に注意してください - 食品衛生に関すること - 広島市

​​ 夏期は気温や湿度が高く細菌が増えやすいため、特に細菌性の食中毒に注意が必要です。

 特に発生件数が多く、注意したいのが、主に加熱不十分の鶏肉料理を原因とした「カンピロバクター食中毒」です。
 カンピロバクターは少量の菌数でも食中毒を引き起こし、子どもや高齢者など、抵抗力の弱い人は重症化する恐れもあります。
 家庭で調理をする際はしっかり加熱し、外食をする際はよく加熱されたメニューを選ぶなど、正しい知識を身につけて食中毒を防ぎましょう。

カンピロバクター食中毒とは

 カンピロバクターは、鶏、豚、牛などの腸管内にいる細菌ですが、食肉に加工する際に肉の表面に付着してしまいます。
 広島市保健所の調査では、市販の鶏肉の約8割からカンピロバクターが検出されており、生の鶏肉にはカンピロバクターが付着しているものとして、以下の予防方法を実践してください。

症状

  1. 原因となる食品を食べてから2日~7日後に、腹痛や下痢、発熱(38℃~39℃程度)を発症します。
  2. 子どもや高齢者などの抵抗力の弱い人は、重症化する恐れがあり、重症化すると「ギラン・バレー症候群(※2)」を発症することもあります。

 ※2 ギラン・バレー症候群:カンピロバクターに感染した後、手足の麻痺、顔面神経の麻痺、呼吸困難などを発症

​主な原因食品

  • 加熱不十分な焼肉料理
  • ​鶏刺しや鶏レバー、鶏ササミ、鶏のたたきなど、生や半生状態の鶏肉
  • 生肉の汁(ドリップ)などから菌が付着した食品

 ほかにも、動物の糞に汚染された井戸水などが原因になることもあります。

予防方法

1.加熱する

  • 肉は、中心部の色が変わるまで加熱する(目安:75℃以上で1分以上)
    ※特に、内臓肉やたれ付き肉、ミンチ肉はしっかり加熱する
    加熱
  • 肉を生や半生の状態で食べない​

2.菌をつけない

  • 肉汁が他の食品につかないよう、肉と他の食品は分けて保存する​
  • 肉を切った包丁やまな板は、肉専用として使用する
  • 肉は洗わない
    ※肉を洗って水がはねると、一緒に飛び散った食中毒菌によってキッチンや周りの食材が汚染される可能性があるため
    ばい菌
  • 肉を触ったら、手を十分に洗ってから他の食品を取り扱う
    手洗い
  • 焼肉やバーベキューでは、生肉を扱う箸と食べる箸をそれぞれ用意して使い分ける
  • 包丁やまな板は、使用後はよく洗浄し、熱湯や漂白剤で消毒する​
    消毒

関連サイト

このページに関するお問い合わせ先

 健康福祉局 保健部 食品保健課、食品指導課
 電話:082-241-7434、082-241-7437/Fax:082-241-2567

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