北見市で生産されている希少なリンゴ「旭」を使ったお酒をPRしようと、相性の良い料理の発表会が開かれました。
「旭」はかつてオホーツク海側で盛んに生産されていたリンゴで、その魅力を多くの人に伝えようと北見市の果樹園と東京の会社が去年、旭を使ったお酒=シードルを造りました。
今回の発表会は旭のシードルを料理と一緒に楽しんでもらおうと、7日夜に津別町のホテルで開かれ、料理長が考えた3品が関係者にふるまわれました。
このうちサロマ湖産のカキや北見産のかぶを使った前菜には、リンゴの果肉や泡状にしたシードルが添えられ、試食した人は「料理のうまみと酸味が合う」と話していました。
また、デザートにはバスクチーズを使ったアイスクリームに抹茶のスポンジを添えたメニューが出され、シードルの酸味との相性を楽しんでいました。
旭を生産する果樹園の篠根克典さんは「カキなどのくせのある物と合うと思いました。組み合わせはまだまだあると思うので、今後も楽しみです」と話していました。
料理を考案した「チミケップホテル」の渡辺賢紀料理長は「ホテルのディナーにシードルに合わせた料理を組み入れて、多くの人に楽しんでほしい」と話していました。
ホテルではシードルに合わせた料理を来月下旬から提供する予定だということです。
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