日本に避難するウクライナ人の雇用を守ろうと、ウクライナの家庭料理を出すレストランがオープンすることになりました。
2022年9月、ウクライナのキーウから避難してきたスサンナ・グラクさん(49)。大阪市の市営住宅で暮らしていて、少しずつ日本の生活にも慣れてきたと話します。
(スサンナ・グラクさん)
「(Q日本料理で好きなものは?)日本の料理好きです。一番大好きなのは焼肉、しゃぶしゃぶ」
いつも明るく振舞いますがウクライナに残る家族のことを忘れることはありません。
(スサンナ・グラクさん)
「まだ戦争は終わらないです。本当はもっと心が痛い。ずっと心配している」
一方で避難生活に立ちはだかるのが「言葉の壁」。スサンナさんも日本語をすべて理解することはできません。なかには、日本語でのコミュニケーションがとれず仕事や生活に支障をきたす人も…。そんなスサンナさんら避難民を支援するのが、関西ウクライナ友好協会のカトウ・カテリーナさんです。
(カトウ・カテリーナさん)
「ウクライナのことも心配だし、日本で何かできることもあまりなくて、みんなすごくホームシック。すごく落ち込んでいて、ウクライナに帰る人も増えています」
カテリーナさんは避難民が安心して働ける「レストランウクライナジャパン」を7月7日に大阪市阿倍野区にオープンすることを決めました。メニューはすべてウクライナの家庭料理です。
(スサンナ・グラクさん)
「ウクライナの料理を作る。心幸せ。ここは小さいウクライナです」
そして6月26日午後、オープンを前にウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使が激励のため店を訪問。自慢の料理が提供されました。
(セルギー・コルスンスキー駐日大使)
「ウクライナの女性は料理上手な女性が多くて、(店で働くことは)最高の組み合わせだと思う」
カテリーナさんはレストランが避難民の交流の拠点になることを願っています。
(カトウ・カテリーナさん)
「避難民も仕事ができるし、おいしいウクライナ料理を日本のみなさんが食べてくれる。避難民もここに来たらウクライナの料理も食べられるし、話もできるし、相談もここでできるようにしたいと思います」
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