35度以上の猛暑日が続くことで食中毒が発生するリスクが極めて高くなるとして、県は「食中毒警報」を発令し、料理の作り置きや食品の放置を避けるよう、注意を呼びかけています。
県は、25日朝の時点で、35度以上の猛暑日が今後1週間続くと予想されていたことから、食中毒が発生するリスクが極めて高くなっているとして、25日、「食中毒警報」を発令しました。
県によりますと、ことしは25日までに、県内で飲食店と旅館で3件の食中毒が起きていて、あわせて26人が症状を訴えたということです。
家庭で気をつけるべき点として、ハイキングなどで出かける際は弁当を前日から作り置いたり、車の中に放置したりすることを避けるほか、温度管理が必要な食品は持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れるよう、県は注意を呼びかけています。
また、「冷蔵庫の過信は禁物」です。
食品を詰めすぎると中の温度が下がってしまうため、常に10度以下に保たれるよう冷蔵庫の中を整理する必要があるということです。
県は今月末まで警報を発令し、それ以降も猛暑日が続く場合は、警報を継続することにしています。
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