全国各地の丼や世界各国の料理が集結するイベント「福丼ワール丼フェス」が1日、福井市のハピテラスや福井駅前電車通りを会場に始まった。海洋ごみ問題に配慮した容器を使い、20店が国内外の味を楽しめる料理を提供している。2日まで。
日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクトの一環で、福丼県プロジェクトが主催。手提げ袋や容器にプラスチック製品を使用せず、サトウキビの搾りかすで作られたバガス容器などで料理を提供するのが特徴。出展の内訳は韓国やトルコなど海外の料理が5店、仙台牛タン丼や能登牛ハラミ丼など県外の味は10店、県内からも5店が参加している。
来場者は普段はなかなか行けない地域の店や人気店に列を作った。イベントに合わせて「FUKUMACHI TERRACE(フクマチテラス)」が開催されており、福井駅前電車通りや県道中央大通りに設置されたテーブルや椅子で買った丼を味わっていた。
会場では、食べられる器づくりの体験ブースもあり、子どもたちが小麦ブラン(ふすま)で作られた生地を型に流し込んだ。容器が焼き上がるまでの間、えびせんべいやでんぷん、小麦ブランの容器を食べ比べた。坂井市春江西小1年の小林杏衣(あい)さん(6)は「えび味が一番おいしかった。(作った容器は)生クリームとイチゴを載せて食べたい」と話した。
2日は午前10時~午後4時。正午から「ふくい海洋ごみアクション選手権」を開催し、5組の高校生チームが海洋ごみ対策の取り組みを発表する。フクマチテラスは県道中央大通りが2日まで、福井駅前電車通りはイベント終了後も9日まで実施する。(水野志保)
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