ウクライナからの避難者が料理教室で子どもたちと交流横浜｜NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp

ロシアによるウクライナ侵攻から２４日で半年となるのを前に、日本に避難してきた人が子どもたちとウクライナの家庭料理を作る料理教室が横浜市で開かれました。

料理教室は、レシピサイトの運営会社が企画し日本にいる娘を頼り、３月にウクライナ南部の都市、ミコライウから避難してきたナタリヤ・オヌフリークさん（６３）が娘のアリョーナさんとともに講師をつとめました。
そして、参加した６組の小学生や保護者と一緒にじゃがいもなどを小麦粉で作った皮に包んだウクライナの伝統的な家庭料理、「ヴァレニキ」を作りました。
ナタリヤさんは、子どもたちに包丁の使い方などを手本を見せながら丁寧に教え、できあがると、みんなでウクライナの家庭料理を味わっていました。
参加した小学生は「ウクライナのことを知ることができるし、料理好きなので参加しました。皮がもちもちでおいしかったです。優しく教えてくれて、仲良くなれた気がします」と話していました。
ナタリヤさんは「子どもたちが上手に作れて驚きました。おいしそうにしていたのでよかったです。日本の皆様には優しくしてもらって感謝しています。今も攻撃を受けている街に夫と息子が残っていて早く戦争が終わることを祈っています」と話していました。
料理教室を企画した「クックパッド」は参加費を避難民や支援団体に寄付することにしています。

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