「芝平なんばん」を使った料理実演する横山タカ子さん(中)
県上伊那農業農村支援センターは15日、伊那市高遠町で栽培され、県の「信州の伝統野菜」に選定されている在来品種のトウガラシ「芝平なんばん」を使った料理教室を同市高遠町総合福祉センターやますそで開いた。市内の女性を中心に12人が参加し、郷土料理研究家で「おいしい信州ふーど」公使を務める横山タカ子さん=長野市=からおいしい食べ方を教わった。
信州の伝統野菜を知ってもらい、家庭でも利用してもらおうと開催した。芝平なんばんは、同じく高遠町で栽培されている在来品種のトウガラシ「高遠てんとうなんばん」とともに2020年に信州の伝統野菜に選定された。
横山さんは芝平なんばんをペーストにしたり、タバスコにしたりして料理に使う方法を紹介。ペーストはへたと種を取った後、タマネギとともに小さめに切り、フードプロセッサーですりつぶして仕上げた。この日は「ココナッツドライカレー」に加えたり、みそや砂糖、酢と混ぜて「コチュジャン風」にし、カボチャのフライに添えたりした。
参加者は横山さんから指導を受けながら調理に取り組んだ。芝平なんばんについて、横山さんは「すっきりした辛さがある」とし、ペーストやタバスコは熟成、発酵すると味がまろやかになり、うま味が増すと説明。さまざまな料理に使えることを伝えた。
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