松屋(松屋フーズ)は、ペルー料理をモチーフにした「“松屋風”ロモサルタード」を発売した。今回は販売促進企画部の中村祐輔氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。
――商品開発の経緯を教えてください。
中村氏:ミツカン様から「お酢活キャンペーン」へお声がけをいただき、その際にお酢を使った料理20〜30商品のご提案をいただきました。その中で知られざる世界の料理を発掘する松屋のシリーズの延長にもなる、面白いと思ったことがきっかけです。見たことも聞いたこともない好奇心をくすぐる商品でした。本来お酢を使う料理ですが、お酢だと味が決まらないためご飯に合わず、松屋らしさがないので、ミツカンさんのぽん酢を使用してアレンジし、ご飯がすすむよう開発を行ないました。
――どんな特徴があるのでしょうか。
中村氏:見た目のイメージとは異なる“南米の松屋テイスト”です。スパイスのクミンが効いており、香りの強さと濃さがありつつも、さっぱり&あっさりお召し上がりいただける味わいです。さらに豚肉も厚く食べ応えがあり、野菜もたっぷり。「ぽん酢」×「にんにく」×「スパイス」風味に仕上げた逸品で、ごはんをもりもり食べたい、そんな時にぴったりの一皿です。
――こだわりのポイントは?
中村氏:ペルーは南米で唯一醤油を使っている国です。つまり「ロモサルタード」は日本人の味覚に合うと考えました。本場のレシピをそのまま再現するのではなく、クミンを効かせながらも香辛料の配合を微調整。お酢ではなくぽん酢を使用。松屋らしく、ごはんに合うよう、絶妙な配合のバランスの調整と試作を繰り返し、苦労の連続でした。
――どんな人に食べてもらいたいですか?
中村氏:老若男女問わず、お客さま1人1人にいろいろな形の満足を感じていただきたいなという思いから、1枚盛り4切れ、追加100円でお召し上がりいただける設計としております。多くのお客様にお召し上がりいただきたいです。
――ありがとうございました。
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