日本外交を海外で支える大使たちの悩みが近年、深刻だという。料理で外交現場を彩り、和食について世界に発信する役割も担う在外公館の料理人が不足しているからだ。かつては「箔(はく)が付く」とも言われた「食の外交官」たちは今、どこへ行ってしまったのか。
「料理人探しが本当に大変だ。日本で料理人を見つけられないまま、赴任する大使が出てきた」
外務省幹部は「公邸料理人」の不足について、こう嘆いた。
公邸料理人は、大使館や領事館などの在外公館で開かれる会食やレセプション、日本の食文化を伝えるイベントで料理を作る公邸住み込みのシェフ。大使らの任期の間、プライベートの食事作りも担当する。
大使や総領事などが赴任前に日本で直接選び、私的契約を結ぶケースが多い。公用のパスポートも発給され、複数の大…
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