Anneta Konstantinides/Business Insider
- 筆者はアメリカで人気の料理研究家アイナ・ガーテン氏の「春のグリーン・カルボナーラ」を作ってみた。
- パンチェッタ、グリーンピース、アスパラガス、パルメザンチーズなどを使って作る、今の季節にぴったりの一品だ。
- 手軽に作れて、クリーミーなのにさっぱりとしたこのパスタが筆者は大好きだ。
新しい季節のように鮮やかな、手軽で簡単に作れるパスタを探しているなら、アイナ・ガーテン氏の「春のグリーン・カルボナーラ」がお薦めだ。
「カルボナーラは食べるとホッとするイタリアの家庭料理ですが、信じられないほど豊かな料理でもあります」とガーテン氏は自身の料理本『Modern Comfort Food』に書いている。
「わたしはグリンピースや絹さや、アスパラガスといった新鮮な緑の野菜をふんだんに使ってアレンジしました」
ガーテン氏の「春のグリーン・カルボナーラ」は30分で作れる —— サッと作れるのに、時間がない平日の夜でも家族や友人をあっと言わせる一品だ。
作り方を紹介しよう。
アイナ・ガーテン氏の「春のグリーン・カルボナーラ」は野菜たっぷりのパスタ
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材料(6人分)は:
- スパゲッティ 約340グラム ※ガーテン氏のお薦めは「ディ・チェコ(De Cecco)」
- パンチェッタ 約230グラム ※さいの目切り
- グリーンピース 1カップ ※冷凍でも生でもOK
- 絹さや 約230グラム
- アスパラガス 12~14本 ※細めのもの
- スキャリオン(日本の万能ねぎに近い) 5本
- チャイブ(日本のあさつきに近い) 1/4カップ
- レモン 1個 ※皮と汁の両方を使用
- 生クリーム 1/2カップ
- 卵(特大) 2個
- 卵黄(特大) 2個
- パルメザンチーズ 3/4カップ ※できれば削りたて
ちなみに、筆者は半量の3人分で作った。
これまでの経験から、筆者はいつも全ての下準備を済ませてから調理を開始する
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カルボナーラを滑らかに仕上げるには、材料を素早く混ぜ合わせる必要がある。
あとで慌てることがないように、全ての下準備を済ませてから調理をスタートすることにした。
ガーテン氏の指示通り、まずはアスパラガスを長さ2.5センチくらいにカットして(下の硬い部分は切り落とす)、スキャリオンは斜め切りに。
絹さやとチャイブもカット
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ガーテン氏のレシピに従って、絹さやは千切りにし、チャイブは刻む。
レモンの準備も忘れずに
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まずはレモンの皮をすりおろして、それから果汁を絞る。皮と汁はそれぞれ分けておいた。
最後に、大きめのボウルに熱いお湯をたっぷり入れておく
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ボウルを温めておくために、ガーテン氏は「できるだけ熱い水道水」を使うようアドバイスしている。このボウルでパスタとカルボナーラソースを混ぜることになるからだ。
ガーテン氏の指示に従い、ボウルを温めながらパスタとパンチェッタを調理した。ボウルに入ったお湯は「パスタの湯切りをする直前に」捨てる。
調理開始! まずはパンチェッタを炒める
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フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけたら、パンチェッタを入れて8分ほど炒める。
黄金色に変わるまで、時々かき混ぜようとガーテン氏はアドバイスしている。炒め終わったらキッチンペーパーを敷いた皿に移して置いておく。
パンチェッタを炒めながら、パスタをゆでる
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大きな鍋に塩を入れて湯を沸かし、スパゲッティを入れる。時々かき混ぜながら8分ほどゆでる。
8分経ったらゆで汁(1カップ程度)を確保し、鍋に野菜を入れる
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あとでカルボナーラソースに使うパスタのゆで汁を確保したら、絹さや、冷凍グリンピース、アスパラガスを鍋に入れてもう2分スパゲッティと一緒にゆでる。
パスタの湯切りをする直前に、カルボナーラソースを用意
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ボウルに入ったお湯を捨てたら、生クリーム、卵、卵黄、パスタのゆで汁を入れて泡立て器を使って全体をよく混ぜる。
野菜を鍋に入れてから2分経ったら、スパゲッティと野菜を湯切りする
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いよいよカルボナーラに!
カルボナーラソースの入ったボウルに、スパゲッティと野菜を入れる
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トングを使って1分ほど、全体をよく混ぜてスパゲッティとソースをしっかり絡めていこう。筆者はパスタのゆで汁をもう少し加えて、滑らかさを調整した。
残りの材料も全て入れよう
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パルメザンチーズ、パンチェッタ、スキャリオン、チャイブ、レモンの皮、レモンの果汁、塩、胡椒を加えていく。
色鮮やかで美味しそうな仕上がりだ
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春になるとガーテン氏が友人たちにこのパスタを作りたくなる理由がよく分かる。野菜の緑とパンチェッタの赤が効いた、インスタ映えするパスタだ。
あっという間に量をたくさん作れるのも魅力だ。しかも、作るのにかかった時間は30分足らずで、その大半は野菜を切るといった下準備だった。
チャイブとパルメザンチーズをもう少し追加して、皿に盛りつける
完成!
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正直に言うと、最初にレシピを読んだ時、筆者は少し不安だった。筆者はガーテン氏のレッドソースパスタの大ファンで、ガーテン氏の春のカルボナーラは"緑"がちょっと多過ぎるように思えたからだ。
ところが、いい意味で驚かされた。カルボナーラソースは重すぎずクリーミーで、それぞれの野菜の新鮮な風味とのバランスも完璧だった。パンチェッタもカリッとしたいい食感とうまみをパスタにプラスしている。もっとたくさん入れれば良かった!
筆者はこの料理を両親に振る舞った。ふたりともすごく気に入ってくれた。父は「あっさりと、レモンの風味が効いている」と言い、母はバーベキューにぴったりだと話していた。
「これらの食材を一緒にするなんて考えもしなかったけど、とても美味しかった。軽くて爽やかね」とも母は話していた。
春のカルボナーラは、ガーテン氏の軽めのパスタ料理の中でも間違いなく筆者のお気に入りの1つで、春のディナーパーティーにもぴったりだと思う。カルボナーラソースとたっぷり野菜が、この料理をより特別なものにしている。
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