100人目のスコアラーは誰か? J1アルビレックス新潟は6日のヴィッセル神戸戦でDF藤原奏哉とDF遠藤凌の2人がJ1初ゴールを挙げた。試合は2-3で敗れたが、MF長谷川元希、MF秋山裕紀、DF早川史哉に続き、今季だけで5人目のクラブJ1初得点。これで新潟のJ1得点者は通算96人となった。

藤原は出場35試合目で待望のJ1初ゴール。J2時代の22年にはクラブDF初の3試合連続ゴールをマークしており、J1でも勢いを継続したい。遠藤は出場3試合目。後半10分に痛恨のオウンゴールで3点目を献上したものの、同31分にCKから頭で決めてJ1初ゴールを挙げた。未来ある25歳DFには今後、守備の要としてだけでなく、セットプレー時の得点源としても期待がかかる。

新潟でJ1ゴールがないのはDF堀米悠斗、トーマス・デン、長谷川巧、MF宮本英治、ダニーロ・ゴメス、星雄次、島田譲、松田詠太郎、FW小野裕二の主戦力。さらに今季新卒加入のDF森璃太、MF奥村仁、石山青空。特別指定選手のDF稲村隼翔、MF笠井佳祐とフィールドプレーヤーは計14人いる。けが人が増えている中、早期の大台到達で巻き返したい。

松橋監督率いるアルビと言えば、どこからでも点が取れる攻撃的スタイル。「我々は今、たくさん点が取れる状況ではないが、どんな形でもゴールネットを揺らすということは次につながるはず」。日替わりでのヒーロー誕生が待たれる。【石川秀和】