ウクライナから避難の女性料理教室で学生などと交流桐生｜NHK 群馬県のニュース - nhk.or.jp

ロシアの軍事侵攻を受け、ウクライナから桐生市に避難してきた女性が、地元の学生などとウクライナ料理を楽しむ料理教室を行い、食を通じて交流を深めました。

ウクライナ西部のテルノピリに住んでいたクービック・ナタリヤさんは、ロシアによる軍事侵攻を受け、ことし３月、娘が暮らしていた桐生市に親戚とともに避難してきました。
ナタリヤさんは、地元のレストランで料理長などとして働いてきたことから、桐生市が食を通じて文化交流と図ろうと３０日、桐生大学短期大学部でウクライナ料理の料理教室を開きました。
料理教室には学生や職員などおよそ３０人が参加し、ナタリヤさんたちはクレープのような家庭料理、「ブリンチキ」や鮮やかな赤色をした煮込みスープの「ボルシチ」など、ウクライナの伝統料理４品を一緒に作り、交流を深めました。
参加者たちは、料理ができあがると、笑顔を見せながらおいしそうに食べていました。
参加した学生は「ボルシチは酸味がきいていて、とてもおいしかった。ナタリヤさんはとてもフレンドリーで、料理を通じてうまく交流できたのでまた教わりたい」と話していました。
ナタリヤさんは「とても楽しかった。学生たちも一生懸命頑張ってくれて、できあがりはウクライナのものと変わらず、完璧だった」と話していました。

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