１０月に提供する美濃薬膳料理のランチ
美濃薬膳料理のランチをＰＲするオリビエの従業員＝岐阜市神田町、岐阜商工会議所
岐阜商工会議所（岐阜市神田町）内にある岐阜グランドホテル直営の洋食レストラン「オリビエ」が開店５５周年を迎えたのを機に、１０月３日から日本食レストランに生まれ変わる。ホテルが２０年以上前から提供している美濃薬膳の料理をレストランで出す。
ホテルによると、オリビエは１９６７年９月に開店。ホテル名物のカレーライスや日替わりランチといった本格的な料理を手頃な価格で提供し、多くの市民らに親しまれてきた。
ホテルでは毎年春と秋の２回、岐阜の薬草と全国各地の食材を組み合わせた美濃薬膳料理の賞味会を開催。新型コロナウイルス下で健康への意識が高まる中、市中心部では珍しい美濃薬膳料理を提供するレストランとしてリニューアルすることにした。ホテル初の女性調理長の福田千絵さんが腕を振るう。
１０月は高麗ニンジンなどが入った定番の美濃薬膳飛騨牛スープ、薬膳粥（がゆ）などホテルの美濃薬膳士が監修したランチセットを一日４０食限定で１３００円で販売。リニューアルを記念し、３～５日はランチを注文した客にホテル名物のあんパンをプレゼントする。１１月以降のメニューは検討中。
ホテル担当者は「ランチをきっかけに、美濃薬膳料理への関心が高まれば」と話す。営業時間は平日の午前１１時～午後２時。オリビエの問い合わせは電話、０５８（２６４）１７９１。
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