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「飲みながら」料理を楽しく 破天荒スタイル動画が人気の〝自炊の伝道師〟リュウジさん - 産経ニュース

「人に食べてもらうのが好き。自分で作って食べてもいいんだけど、僕はあんまり自分のために料理しない人」と話すリュウジさん。手前には〝アル中(アルコール中毒)〟カップ

「バズレシピ」や「至高のレシピ」といったキャッチコピーで知られる料理研究家、料理系ユーチューバーのリュウジさん(36)。酒を飲みながら料理をするという破天荒な動画スタイルを確立し、「僕の本質は料理人じゃない。ただの料理オタク」と言い切る。「オタクって自分の好きなことを布教する。僕は、皆さんに料理の良さを知ってもらい、自炊人口を増やしたい」

もともと引きこもり。高校生のとき、「何もやることがなかった」ので、ふと思い立ち、母親のためにチキンステーキを作って喜ばれたことが、料理を始めたきっかけだ。

高校中退後もずっと料理を趣味にしていた。SNSなどで自分の作った料理を紹介するうち、スナック菓子を使ったオリジナルレシピなどが斬新だと〝バズり〟(盛り上がって話題になり)、料理研究家を名乗るように。ユーチューブへ進出したのは、飲み仲間に頼まれたからだという。「『金がほしいから一緒にやって』と言われ、逆に信用できると思った」と笑う。

飲み仲間たちと会社を立ち上げ、毎週、2回の撮影で動画を計8本撮る。かつて友人から「リュウジは酒飲まないと面白くないから、動画でも飲んだら?」と言われたことで、動画には飲酒しながら登場する。

紹介するオリジナル料理は、初心者~中級の〝ライト層向け〟。「スナック菓子を使った料理とか、普通の料理研究家なら作らないよ…格下がるもん」と笑う。「料理研究家さんって、『こういう味を作りたい』と目指される方がすごく多いけど、僕の場合、全く違う。ライト層を取り込んで、料理好き、自炊人口を増やしたい」

今の悩みは、「バターご飯」のような、ほぼ調味料と炭水化物のみの〝虚無レシピ〟が思いのほか大好評なこと。「少しでも料理に興味を持ってもらうために、究極に簡単なうまい自炊飯として作ったけど、こればかり食べていると食生活が破壊されるから、ちゃんと他のレシピも作って!」と呼びかけている。

リュウジ 料理研究家。著書は累計110万部。「今日食べたいものを今日作る!」をコンセプトに、ツイッターで日夜更新する「簡単・爆速レシピ」が話題を集め、SNS総フォロワー数は約710万人。料理動画を公開しているユーチューブのチャンネル登録者数は327万人。

ユーチューバーの制作舞台裏や、その素顔を紹介する特別展「動画クリエイター展」が、10月8日から来年4月2日まで日本科学未来館(東京・お台場)で開催される(同館、産経新聞社主催)。

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