元日を前に、各地の料理店では、正月に味わうおせち料理を受け取る人たちが次々と訪れています。
このうち広島市中心部の日本料理店では、午前10時からおせち料理の引き渡しが始まりました。
店には事前に予約していた人たちが次々と訪れ、「よいお年を」と談笑しながら重箱に入ったおせち料理を受け取っていました。
この店ではことし3万8000円のおせち料理を用意し、黒豆や田作りなど縁起ものの品に加えて焼き物や煮物を中心に入れ、日持ちをよくするようにしています。
例年、なじみのお客さんからの予約が多いということで、ことしはブリやサワラなどの調理方法を変えて毎年違ったおせちを楽しめるようにしているということです。
購入した広島市の50代の男性は「おせち料理は特別なのであすの朝に家族で食べるのが楽しみだ」と話していました。
また広島市の60代の女性は「私はうさぎ年なのでことしはいつも以上に頑張った。来年は頑張ったことを軸にゆっくりと立て直しながら仕事をしたい」と話していました。
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