市長訪問「継承」テーマに採用
高岡銅器の技術で製作されたスズ製の皿などを使ったプラッター料理(盛り合わせプレート)で、フランス・リヨン市で開催されるボキューズ・ドール国際料理コンクール2027年大会の日本代表に選ばれた「HOTEL THE MITSUI KYOTO」(京都市)の最高級レストラン「都季 TOKI」の浅野哲也料理長(41)=兵庫県出身=が18日、高岡市の角田悠紀市長へ報告に訪れた。 (武田寛史)浅野シェフは9月に高岡市を訪れ、高岡銅器の伝統工芸士の技術と継承への思いに共感。継承をテーマにスズ製の器を料理に採用し、11月の代表選考の決勝大会で優勝した。
高岡市のものづくり総合メーカー「NAGAE」のブランド「NAGAE+(ナガエ プリュス)」のプレートやタンブラーなどを中心に使ったメインプレートには、ベニズワイガニとヒラメの蒸し焼き料理を盛り付けた。南天をデザインしたイヤーカフ(耳飾り)やスズ製の木の葉形の皿なども使い、スズの美しい光沢と華やかさを演出。高岡市で活動するコピーライターの上野賀永子さん(コトノオト代表)が、器の構成をプロデュースした。
浅野シェフは「スズの器は保温性や蓄熱性があり、食材に合わせて自由に器の形を変化させて料理と一体性を持たせることができる。27年の本選でも高岡のスズの器を使い、伝統工芸を世界に発信する機会にしたい」と話した。角田市長は「高岡の伝統技術を世界に連れて行ってもらえてありがたい」と話した。
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