福島県沖で水揚げされたヒラメやトラフグなどの「常磐もの」のほか、ブランド鶏の会津地鶏――。NPO法人「日本料理アカデミー」(京都市)と県内の料理人らが開発した懐石料理には、福島自慢の新鮮な食材がふんだんに使用された。素材の長所を引き出した京料理のアイデアが生かされ、福島市で18日に行われたお披露目会では、味わった関係者から「味も見た目も見事な料理」と感嘆の声が上がった。(福島支局 高田彬)
お披露目会には、土屋復興相や地元自治体の関係者ら招待客約100人が出席。提供されたメニューは10品で、常磐ものを使った蒸し物や汁物の
「福とら」のブランド名で売り出しているトラフグは、同NPOの園部晋吾・副理事長(53)のアイデアで、刺し身を
伊達市特産の干し柿「あんぽ柿」は、矢祭町のユズと組み合わせた付け合わせとして提供された。専門学校で料理を学ぶ中島洋之さん(20)は「福島が食材の宝庫ということに改めて気付かされた。料理の参考にしたい」と話した。
レシピは3月中旬に復興庁のウェブサイトで公開するほか、弁当の開発も行って商品化を検討する。食材の調達などで協力した郡山市のホテル「華の湯」の丸山賢治・総料理長(44)は「レシピが公開されたら、今回の懐石料理を提供する特別な宿泊プランを用意したい」と期待を込めた。
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