ウクライナ避難民から伝統料理学ぶ教室東京港区｜NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp

ウクライナから避難してきた人から伝統料理を学ぶ料理教室が東京・港区で開かれました。

この教室は、言語の違いなどから日本で就労することが難しいウクライナから避難してきた人たちの生活を支援しようと３１日開かれ、親子連れなどおよそ３０人が参加しました。
講師役は東部のドネツク州などから避難してきた５人です。
料理を作るときに使う「こねる」などの単語を日本語とウクライナ語で記したシートが用意されました。
参加した人たちはシートを指でさしたり、ジェスチャーを交ぜたりしておよそ３時間ほどで伝統料理の「ボルシチ」と「ワレニキ」を完成させました。
参加は有料で、食材費などを差し引いた分を避難してきた人の支援やウクライナの医療支援にあてる予定だということです。
参加した３０代の女性は、「避難してきた人たちは大変な思いをして落ち込んでいるのではないかと思っていましたが優しく教えてくれました」と話していました。
主催したウクライナ人のダリア・ドロズドバさんは「ウクライナがどのような国でどのような文化があるのか日本の人たちに知ってもらえてうれしいです」と話していました。

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