食を通してアイヌの文化に親しんでもらおうと、現代風にアレンジしたアイヌの伝統料理の試食会が富良野市で開かれました。
道は、食を通して多くの人にアイヌ民族の文化に親しんでもらおうと、各地のシェフたちにアイヌの伝統料理を親しみやすい現代風にアレンジするよう依頼しました。
2日は富良野市内のホテルで料理の試食会が開かれ、上川地方の観光関係者などおよそ40人が参加しました。
会場のホテルの小川守哉料理長は、アイヌ語で「具だくさんの汁物」を意味する伝統料理の「オハウ」をアレンジしました。
塩の代わりにみそで味付けすることでまろやかな味に仕上げています。
また、旭川市のレストランの藤井巧太シェフは、生の肉や魚を細かく刻んだ料理「チタタプ」から着想を得て、エゾシカのひき肉を使ったリゾットを考案しました。
だしにサケやコンブをふんだんに使うことで、優しい味わいになっています。
料理を監修した「川村カ子ト(かわむらかねと)アイヌ記念館」の川村久恵副館長は「おいしい料理を楽しんで、『オハウとは何だろう』と、そこからアイヌ文化への興味を広げていってもらいたいです」と話していました。
現代風にアレンジしたアイヌの伝統料理は、それぞれのシェフのレストランで、この春からメニューとして提供されるということです。
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